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- 銀歯(金属)にしたくない
「銀歯にしたくない」「銀歯を自然な色の詰め物被せ物に交換したい」と感じる方は多く、見える部分に金属があるとコンプレックスにつながることも珍しくありません。ただし、銀歯=悪い治療というわけではありません。
当院では、金属での詰め物のメリット・デメリットも把握していただいた上で、
治療を選択して欲しいと考えております。
銀歯とは何か
歯科で使われる主な金属は、保険適用の金銀パラジウム合金と、自費診療で使われる金合金です。金合金は世界的にもスタンダードとされ、200年以上の歴史がある材料ですが、日本では保険制度を全国に広げる目的で、より安価な金銀パラジウム合金が採用され、現在も広く使われています。
金属で治療するメリット・デメリット
金属は強度が高く、薄く作製できるため歯を削る量を抑えやすいという利点があります。適応範囲も広く、銀歯であれば保険で対応できる点も魅力です。
一方で、見た目が天然歯と大きく異なること、金属アレルギーの心配があること、価格が国際相場の影響を受けやすい点などのデメリットもあります。
メリット
- 天然の歯に近い色調
- 歯科材料に含まれる金属にアレルギーがあっても、使用できる
デメリット
- 症例によっては、歯を削る量が多くなる場合がある
- 過剰な噛む力に耐えられず、割れる場合がある
金属を使わない選択肢(保険診療)
金属を避けたい場合、保険の範囲でもいくつか選択肢があります。
コンポジットレジン(CR)
コンポジットレジン(CR)は樹脂を直接詰める方法で、削る量が少なく、天然歯に近い見た目になります。ただし変色しやすいという特徴もあります。
CAD/CAMインレーやCAD/CAM冠
CAD/CAMインレーやCAD/CAM冠では、機械で削り出す樹脂系材料を使います。直接詰めるコンポジットレジンより物性は安定していますが、噛み合わせなどの条件により適応が限られるケースもあります。
保険診療は病気に対する治療のため、問題のない銀歯を「白くしたい」という理由で交換することはできません。この点は知っておく必要があります。
金属を使わない選択肢(自費診療)
自費診療では、セラミックやジルコニア、メタルボンドなど、より長期的に安定しやすく、見た目にも優れた材料が選べます。いずれも変色しにくく、プラークが付着しにくいため、長く清潔な状態を保ちやすい点が特徴です。
ただし、症例によっては歯を削る量が多くなる場合や、強い力が加わることで割れる可能性もあるため、材質選びは「何が最適か」を丁寧に判断する必要があります。
どの治療が最適かは、人によって異なります
噛み合わせの状態や歯の残り方、金属アレルギーの有無、見た目にどれだけ配慮したいかなど、治療方法を選ぶうえで必要となる要素は、お一人おひとり異なります。
そのため、同じ「銀歯を白くしたい」というご相談でも、適した選択肢は人によって変わります。
当院では、各材料や治療方法の特徴をできるだけ分かりやすくお伝えし、メリットだけでなく注意点についても丁寧に説明します。
そのうえで、患者さまが納得して選べるよう、一緒に最適な方法を考えていくことを大切にしています。
