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こんにちは、京王線芦花公園駅徒歩2分の歯医者、芦花パーク歯科の院長新保です。
暑くて溶けてしまいそうな日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
ブログを書き始めた今の時刻は夜中の1時ですが、外からセミの声が聞こえてきて、
思わず耳を疑ってしまいました。
またまた久しぶりの更新となりますが、今回は歯周病についてです。
“歯周病”ってよく聞く言葉だと思います。僕も1日に何回も言っています。
それもそのはず実は2001年のギネスブックで
『全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。』
と評されてしまった病気なのです。
歯科医師である僕にとっては、とても不名誉なことです。
そして日本でも歯周病は猛威を振るい、
平成30年(もはや平成ってちょっと
懐かしい響きですね)の調査では、
歯を失った原因の第1位(約40%)が
歯周病でした。
ですので、患者様の大切な歯を守りたい芦花パーク歯科では、
抜歯原因第1位の歯周病へのアプローチはとても重要だと考えています。
それでは、歯周病はいつ発症して、どれぐらいの速度で進行するのでしょうか、
そしていつ治療を開始したらいいのかご存知でしょうか???
歯周病の進行速度に関して、2017年の(おそらく)最新の論文では年間に平均0.1mmのアタッチメントロスが起こると報告されています。
わかりやすく表現すると、“進行速度はとっても遅い”ということです。
(個人差があるので、全ての人が遅いわけではありません。)
ですので、歯周病を意識しない頃に発症して、時間をかけてとてもゆっくり進行するということです。
『進行速度が遅いなら、まだ治療しなくていいや〜』と思いましたか??
もしそうだとしたら、要注意です。
進行スピードが遅いにもかかわらず、抜歯原因の40%を占めるのはどうしてなのかを考えないといけません。
そう、『まだいいや〜』と思っている間に、静かにゆっくりと着実に進行した結果が、抜歯原因の第1位なのかもしれません。
治療は重症化しているほど期間も費用もかかりますし、治療後の状態安定もなかなか難しいです。
決まり文句のようで申し訳ないのですが、“早めの受診をお勧めいたします。”
是非ご検討くださいませ。
こちらのページも参考にどうぞ →歯周病治療
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→日本歯周病学会認定医の取得について
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