『お口のことで後悔して欲しくない』
予防歯科には、私たちのこんな想いが込められています。
予防歯科
Medical06
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『お口のことで後悔して欲しくない』
予防歯科には、私たちのこんな想いが込められています。
日本には、お口のことで苦労し、後悔している方がたくさんいらっしゃいます。実際の治療の現場でも、患者さんから直接お言葉をいただくことも多々あります。
もしかしたら予防歯科に興味を持ち、このページを読んでいるあなたもその1人かもしれません。
これは予防歯科と早めに出会っていれば、しなくてよかった後悔かもしれません。
または予防の重要性を伝えきれなかった私たちの力不足だったのかもしれません。
どちらにしても、これはとても悲しいことです。
せめて当院で出会えたみなさんには、そんな後悔をしてほしくないと心から願っています。
将来後悔しないためにも、私たちとともに予防歯科を始めてみませんか?
予防の意味はご存知ですか?
風邪の予防、インフルエンザの予防接種、熱中症の予防…予防という言葉に接する機会は多いと思います。
予防には、病気を未然に防ぐという意味だけでなく、実は病気を早期発見早期治療することや、治療とリハビリによる病気の悪化防止、再発防止も含まれています。
つまり、お口の中の『病気の発生を防ぎ』、それでも発生してしまった病気に対しては『早期に発見し、最小限の治療を行い』、その後『メンテナンスで再発防止と進行抑制を行う』のが予防歯科です。
お子様やむし歯がない方だけが行うものではなく、今むし歯がある方、すでに治療した方、全ての方が対象となります。
他の疾患に関しても予防は非常に重要ですが、歯科では特に予防・メンテナンスが強調されています。
その理由は、むし歯や歯周病で『① 失ったものは二度と元に戻らず』、ほとんどが『② 無自覚に進行し』、治療をしても『③ 再度治療する可能性が高い』からだと考えられます。 またこの3つの特徴が、お口の中で後悔する理由にもつながっているのではないでしょうか。
詰め物や入れ歯などの人工物で補うことはできますが、天然の歯を取り戻せるわけではありません。歯周病に関しては再生療法という治療法もありますが、それでも完全に元に戻るということはありません。
むし歯も歯周病もある意味身近になってしまっているために、小さな問題と捉えて歯科受診を先延ばしにしがちですが、実際には取り返しのつかないことがお口の中では起こってしまっています。
『むし歯=痛い』というイメージはありませんか?
実はむし歯は、痛みなどの自覚症状がなく進行してしまいます。自覚症状が出る頃には、すでに手遅れになっていて、神経を取る処置が必要な場合もあります。
これまでに、どこも痛くもなかったのに、検診で数本むし歯があると指摘された経験があるのではないでしょうか?
その経験がむし歯は痛みなく進行することを裏付けているかもしれません。
歯周病は、重度に進行しても痛みがほとんどありません。そして、痛みがないまま抜歯に至ることもあります。
歯を失う原因の約70%がむし歯と歯周病です。その2つが症状もなく進行してしまうのです。
『痛みがない=健康な状態』では決してありません。
お口の中は、みなさんが想像しているよりも過酷な環境です。
1回10kg程度の力で、1日約2,000回噛み、硬いものから水のような液体、熱いものから冷たいもの、酸っぱいものが食事という形でお口の中に入り、さらに多量の細菌に毎日さらされています。
そのような環境ですから、治療後時間が経つと、治療で入れた人工物は当然劣化し、変形したり、壊れてしまうこともあります。またむし歯が再発する場合もあります。一度治療したら、その状態を一生保つことは非常に困難です。
そして再治療を繰り返すと、最終的には歯自体を失うことになります。
これが歯科で予防歯科が強調される理由です。
『病気の発生を防ぎ』、『早期に発見し、最小限の治療を行い』、『メンテナンスで再発防止と進行抑制を行う』予防歯科は、歯を大切にするうえではとても重要なのです。
むし歯も歯周病も、お口の中で起きている病気ですが、その影響は全身へと拡散していきます。お口のこと、身体のことで後悔しないためにも、“今”始めることが最善の結果を得る最良の方法です。