そのままにしておくと…
お口の中は常に変化しています。歯がないままにしておくと、周囲の歯が動く、他の歯も失う、噛み合わせが不安定になるなどの変化が起きてしまいます。その結果として、治療が複雑化し、治療期間、費用、大きい入れ歯の違和感など、受け入れなくてはならないことが増えてしまいます。失う歯を最小限にし、快適な生活を送るためにも、出来るだけ早い対応がとても重要です。
Medical03
『入れ歯を作ったが、気持ち悪くて入れていない』
『歯を抜いたままにしている』
患者さんとお話ししていると、よくこんなお話を伺います。
『噛めていて不自由していないから、なくていいんじゃない?』という疑問があるのだと思います。
しかし、2012年の論文(※)に、歯を失った後に補う処置をしていないと、認知症の発症リスクが上がるという報告がありました。また2014年度の厚労省の報告によると、2025年には65歳以上の方の5人に1人は認知症になっているという予測もあります。今後の生活、または周囲のご家族への負担等を考えると、『噛めているから大丈夫』とは言えない時代になってきているのかもしれません。
※:Association Between Self-Reported Dental Health Status and Onset of Dementia: A 4-Year Prospective Cohort Study of Older Japanese Adults from the Aichi Gerontological Evaluation Study (AGES) Project Psychosomatic Medicine 74:241Y248 (2012)
お口の中は常に変化しています。歯がないままにしておくと、周囲の歯が動く、他の歯も失う、噛み合わせが不安定になるなどの変化が起きてしまいます。その結果として、治療が複雑化し、治療期間、費用、大きい入れ歯の違和感など、受け入れなくてはならないことが増えてしまいます。失う歯を最小限にし、快適な生活を送るためにも、出来るだけ早い対応がとても重要です。
ブリッジとは、なくなった歯の両隣の歯を削り、被せ物でつなげる方法です。
部分入れ歯とは、なくなった歯の隣の歯などにひっかけて固定する方法です。
インプラント治療とは、何らかの理由で歯を失った際にその歯を補う方法のひとつです。チタンでできた人工歯根をあごに埋め、その上から被せ物をすることで失った歯を補います。
治療回数:5回程度
治療期間:3ヶ月から半年
※保険適用外となります。金額はすべて税込みです。
インプラント(CT、被せ物の費用を含む) | 450,000円 |
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十分に局所麻酔を効かせてから手術を行いますので、痛みはありません。 インプラントとは歯が抜けた場合に、人工の歯の根を骨に入れて、その上に被せ物を作って補う方法です。骨を削...続きを読む
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