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乳歯の歯並びが気になる!矯正治療が必要な歯並びや歯並びが悪いと起こりうるトラブル・治療法について

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お子様の歯並びを見て、矯正治療が必要かどうかお悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。乳歯の歯並びから、永久歯の歯並びはある程度予測できます。早めに矯正治療を開始することで、将来避けられるトラブルもあります。

ここでは、子どもの歯並びで治療が必要なケースや歯並びが悪いと生じるトラブル、さらに具体的な治療法などを解説していきましょう。

 

■矯正治療が必要な子どもの歯並びとは

 

子どもが矯正治療を開始する時期の目安は6歳前後ですが、歯並びの状態によってはそれよりも前に治療を始めたほうが良いケースもあります。以下に、子どもの矯正治療を考えるタイミングや治療が必要になる歯並びをご紹介します。

 

・3歳児検診や学校検診で歯並びを指摘された

矯正治療を考えるタイミングで一番わかりやすいのは、3歳児検診や小学校の歯科検診で歯並びについて何か指摘を受けたときです。この場合は時間を置かずに、歯科医院を受診しましょう。

 

・乳歯の受け口(反対咬合)・開咬・過蓋咬合

乳歯が生えそろった3歳前後に、「受け口(反対咬合)」「開咬」「過蓋咬合」などの歯並びが見られたら、早めに歯科医院に相談しましょう。これらは単に歯並びが原因ではなく、骨格そのものに原因がある場合があります。成長に伴いさらに悪化してしまうこともありますが、適切なタイミングで適切な処置を受けることで、歯並びや骨格を正常な状態に導くことができます。

 

○受け口(反対咬合)

上下の前歯が反対に噛みあう歯並び(下の前歯が上の前歯より前方に出ている)

○開咬

奥歯で噛んだ時に前歯が噛み合わせない(開いている)歯並び

○過蓋咬合

嚙み合わせが深い歯並び(上の前歯が深く覆いかぶさって下の前歯が見えない)

 

■子どもの歯並びが悪い場合に考えられるトラブル

 

子どもの歯並びが悪い場合に考えられるトラブルやデメリットには、以下のようなものがあります。

 

・見た目にコンプレックスを抱きやすい

歯並びが悪いと「人に見られるのが恥ずかしい」「口を開けて笑えない」など口元にコンプレックスを抱きやすくなります。とくに、思春期以降になると人との接触を避けがちになったり、自分に自信が持てず内気な性格になったりなど心理面に影響をもたらします。

 

・虫歯・歯周病になりやすい

歯並びが複雑だと歯ブラシが当てにくいので、歯垢が溜まりやすく、虫歯・歯周病になってしまう可能性があります。またいざ治療が必要になった際も、治療器具の到達が困難で不十分な治療になったり、治療のために過剰に歯を削ることになる場合があります。

 

・食べ物がしっかり噛めない

歯並びや噛み合わせが悪いと食べ物が噛みづらく、それが原因でお口周りの筋肉や顎の成長にも影響が出てしまうことがあります。また、よく噛まずに飲み込むため、胃腸への負担も大きくなります。しかし、これらを自覚することは難しいです。

 

・発音に支障をきたす

悪い歯並びは滑舌や発音にも影響が出てしまう場合があります。例えば、受け口の場合はサ行やタ行の発音が難しくなる傾向があります。

 

・顎の関節に負担がかかる

歯並びや噛み合わせが原因で、顎の関節(顎関節)に過剰な負担がかかり、「口が開けにくい」「口を開けるとカクカク音がする」といった症状を引き起こす顎関節症になる場合があります。

 

 

■子どもの歯並びを整える治療法とは

 

子どもの矯正治療には以下の治療法があります。

 

・床矯正(しょうきょうせい)

床矯正は歯列の幅を広げて歯が並ぶスペースを作る治療法です。使用する装置は取り外し式で中央にネジがついており、そのネジを回すと少しずつ歯列が広がる仕組みになっています。歯列が広がることで、凸凹になっている歯を綺麗に並べることができます。

 

・ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は歯の表面に「ブラケット」という小さなボタンのような装置を貼り付け、そこに細いワイヤーを通して歯を動かしていく治療法です。応用範囲が広く、矯正治療では最も多く使用されます。

 

・口腔筋機能療法(MFT)

口腔筋機能療法(MFT)はお口周りの筋肉や舌の動きを正常に機能させて、永久歯を正しい位置に導いていく治療法です。歯並びの良し悪しは遺伝のほかに、舌や唇、頬の動かし方やこれらの筋肉のバランスも深く関係しています。MFTでは歯並びを悪くする筋肉の動きや力のバランスを改善することで、正しい顎の発育を促すほか、自然な力で歯を本来の位置へと導いていきます。

 

■まとめ

 

矯正治療は大人になってからでも始めることはできますが、子どもの矯正には子どもならではのメリットがあります。それは、成長を活かして顎の大きさや形、位置をコントロールできる点です。歯の大きさに合わせて顎の大きさを調整できるので、抜歯をしないで歯並びがキレイにできるほか、顔立ちも美しく整えることができます。

したがって、お子様の歯並びが気になる場合は、できるだけ早い時期に歯科医院で相談し治療を検討していきましょう。

 

以前書いたブログはこちらです。
乳歯を虫歯にしないためには?乳歯の虫歯のリスクと予防法について

 

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